「盛り上げる!」

シールは平べったいもの。その常識を覆したシールは世の中にたくさんあります。ここではインクを盛り上げる技法、「厚盛(あつもり)クリア」を紹介します。


三協シール印刷株式会社が提案する厚盛クリアは、シルクスクリーン印刷を施すことで表現されます。

シルクスクリーン印刷は、凸版印刷とは異なり、インクを厚くすることができます。シルクスクリーン印刷は印刷したい部分(文字など)がメッシュ状に素通しになっている版を使います。このメッシュは非常に細かく、インクを上に乗せただけでは通り抜けることができません。それをスキージと呼ばれるヘラでこすることで、メッシュから一定量のインクを通過させ、ベースになる素材にのせて印刷を行います。






シールは平べったい素材にインクを薄くのせてつくりますので、結果的に平べったいものになります。しかしそこにひと工夫加えると、シールの印象は大きく違ってきます。三協シール印刷株式会社では、高精細な凸版印刷に、この厚盛クリアを高い精度で重ねるにあたり、長年培った技術を生かしています。凸版印刷とシルク印刷を狂いなく合わせなければ、せっかくの表現も台無しです。三協シール印刷株式会社ではロールシルク印刷機に高精度なシルクスクリーン版を使用し、さらに高感度なセンサーで、正確な位置合わせを行います。




そしてさらに、クリアインクの中にグリッターと呼ばれるラメよりもさらに細かな粒子を混ぜることにより、厚く盛り上がったインクの中でキラキラと光る表現ができます。





凸版印刷とシルク印刷を組み合わせ、さらに厚盛クリアとグリッターを組み合わせることで、様々なシール表情ををつくることができます。ただし平面的な印刷物を立体的に表現することになるため、デザイン上でイメージすることは難しいかもしれません。三協シール印刷株式会社では、窓口になる営業部員がこのノウハウをもってご相談に応じます。ぜひお問い合わせいただき、よりよい製品づくりに役立ててください。



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