あらかじめ糊の塗ってあるシール・ラベルの材料には
紙の基材とフィルムの基材があります。
三協シール印刷株式会社では、工業製品や医療・医薬品のお客様が多いので
耐候性や耐薬品性などを持ったフィルム基材の材料が使用量の7割を占めます。
フィルム基材の中でも
ポリエステル(PET)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ(PVC)、ポリエチレン(PE)など
様々な素材があります。
特に工業製品のお客様は、高温環境や各種溶剤に対する
優れた耐性や耐久性を備えた「PET」が多く選ばれます。
その「PET」素材も透明や白色や銀色が選べ、厚みも様々です。
シール・ラベルとして使用する場合
耐性・耐久性と扱いやすさを求めると50ミクロンがベストなのですが
曲面に貼る場合は、反ってしまいはがれるのを防止するため25ミクロンを選ぶ場合もあります。
様々な理由で厚くする場合もあります。
#100までは通常品で、それ以上になると特注品になります。
シール・ラベルの印刷用の材料は、#25・#50・#100が一般的には標準品で
その間やそれ以上の#38・#75・#125・#188・#200・#250は特注品となります。
ラミネート加工とは、印刷面の上に透明フィルムを貼ることで、
色落ちや摩擦による劣化から印刷面を保護する効果があります。
一番多く使われるのは#16のPETフィルムで、#25・#50・#100を使う場合もあります。
厚みが増せば、それだけ擦過性能が増し、強度もアップします。
透明度の高い#100のツヤラミは印刷に深みを与えます。
ラミネートの表面に印刷や印字が可能なタイプもあるので
三協シール印刷株式会社では、お客様のご要望に合わせ材料が取り寄せられる限り
12ミクロンから250ミクロン程度までの印刷や特殊な形状の打ち抜き加工を承ります。
花粉の季節には手放すことができないティッシュペーパーは、本来「メイク落としの用の布の代わり」として発売されたそうです。
メイク落としの布やタオルを使いまわすと衛生面で問題があったので、使い捨ての薄くて柔らかい紙として開発されたのがティッシュでした。
「鼻をかむ」「汚れを拭き取る」「何かを包む」といった用途で使われるようになったのは、発売から何年もたってからのようです。
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